2006年3月21日号(「世界水フォーラム」、「世銀理事室で思うこ と」、他)

                           2006年3月21日発行
                     http://www.developmentforum.org/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:

     「水と衛生に関する拡大パートナーシップ・イニシアティブ」
     外務大臣演説「日本にとって経済外交とは何か」
     「Macroeconomic Challenges of Scaling Up Aid to Africa」
     「Making Infrastructure Work for the Poor」
 
【2】  ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内:
    「第4回世界水フォーラムにおける日米水協力について」(3/23)
   「世界銀行 – 日本理事室で思うこと」(3/29)
「ODA実施機関の一元化と今後の課題」(4/12)
 
【3】  地球に乾杯!NGO:ナチオス元USAID長官と北朝鮮

【4】  保健ネットワーク最新情報:
     世界結核の日(3/24)、新結核対策戦略、
    「シンポジウム:国際保健医療協力の新たな可能性」、他

【5】  国連フォーラム:
    アセスメントツールと自然災害の被害算定について
    平和構築委員会の設置に関する新聞記事のご紹介

【6】  バングラデシュ・モデル(現地機能強化)
NHK・BSドキュメンタリー:バングラの砒素問題(3/25)
初等教育セクタープログラムを考える(3/16)
日ユニセフ共同現地訪問最終報告書(2/5-7)
届かない祈り−バングラデシュ売春街の女性と子供たち

【7】  ラテンアメリカ・ネットワーク:
中谷好江氏インタビュー「日本の対中米外交の現状と課題」

【8】  GRIPS開発フォーラム:Asia 2015

【9】  FASID 国際開発研究センター最新情報
現地ODATF遠隔セミナー議事録掲載
「国際開発援助動向研究会」会合の議事録掲載)

【10】 国際開発ジャーナル社(IDJ)最新情報
    企画営業部員募集のご案内
    『国際開発ジャーナル』ポイント読みセミナーのご案内
    月刊『国際開発ジャーナル』2006年3月号発売中

[編集後記]  「テレビ会議を使ってみませんか?」

今回はネットワーク幹事の大森 功一さんです。

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【1】  開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘info@developmentforum.org までご連絡ください。

┏━━━━━━━━━┓
  −日本関連−
┗━━━━━━━━━┛

●「水と衛生に関する拡大パートナーシップ・イニシアティ
ブ」が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/18/rls_0316c.html

● ロンドンで開催された国際会議「アジア2015」の概要と
評価が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/seimu/toyama/asia2015_06/gh.html

● 麻生外務大臣の演説「日本にとって経済外交とは何か」
が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/18/easo_0308.html

┏━━━━━━━━━━━┓
 −バイ・ドナー関連−
┗━━━━━━━━━━━┛

●英国開発大臣の演説“Is the International
Development System fit for the 21st century? ”が発表さ
れています。
http://www.dfid.gov.uk/news/files/Speeches/wp2006-speeches/arch140306-intro.asp

演説はこちらからお聴きになれます。
http://www.odi.org.uk/speeches/apgood/international_development/14thmar/index.html

●前USAIDシニア・スタッフによる米国開発政策に関す
るセミナーが行われました。
http://www.cgdev.org/content/article/detail/6811/

┏━━━━━━━━━━━┓
 −マルチ・ドナー関連−
┗━━━━━━━━━━━┛

●鳥インフルエンザの地域的な対策を目指す、アジア開発銀
行、ASEAN、FAO、WHO共同のパートナーシップが先週発表さ
れました。
http://www.adb.org/Media/Articles/2006/9490-regional-bird-flu/default.asp

● 欧州委員会からアフリカの角の平和、安全保障、開発問
題を扱う戦略が発表されました。
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/06/338&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

● 3月9−10日にスーダン和平を話し合うスーダン・コ
ンソーシアムの会合がパリで開催されました。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:20850352~menuPK:34463~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html

●IMFから“Macroeconomic Challenges of Scaling Up
Aid to Africa”が発表されました。
http://www.imf.org/external/pubs/ft/afr/aid/2006/eng/index.htm

┏━━━━━━━━━━━┓
 −国連関連−
┗━━━━━━━━━━━┛

●第4回世界水フォーラムが3月16日からメキシコ・シテ
ィーで開催されています。
http://www.worldwaterforum4.org.mx/home/home.asp

● 国連平和維持活動の年次報告書が発表されています。
http://www.un.org/Depts/dpko/dpko/pub/year_review05/index.htm

● 3月16日に国連人権理事会の設立が決議されました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=17816&Cr=rights&Cr1=council

●UNDP、日本政府から報告書“Making Infrastructure
Work for the Poor”が発表されています。
http://www.undp.org/poverty/docs-propoor/Synthesisreport.pdf

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  −ワーキング・ペーパー、セミナー報告書−
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

● 米国シンクタンク外交評議会から報告書“More Than
Humanitarianism: A Strategic U.S. Approach Toward
Africa”が発表されています。
http://www.cfr.org/publication/9302/more_than_humanitarianism.html

● 米国シンクタンクCGDからワーキングペーパー
“Building and Running an Effective Policy Index:
Lessons from the Commitment to Development Index”が発
表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/6661/

● 同じくCDGからワーキングペーパー“Back to the
Future for African Infrastructure? Why State-
Ownership Is No More Promising the Second Time Around”
が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/6352

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【2】  ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内:
   「第4回世界水フォーラムにおける日米水協力について」(3/23)
   「世界銀行 – 日本理事室で思うこと」(3/29)
「ODA実施機関の一元化と今後の課題」(4/12)

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【3月23日(木)】

「第4回世界水フォーラムにおける日米水協力について」

キックオフ:平良 靖氏(国際協力銀行(JBIC)開発業務部企画課)

趣旨:日米水協力「Clean Water for People」は、2002年9月の
持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD 於ヨハネスブルグ)で、
日本と米国が発表したイニシアティブです。現在メキシコシティーで
開催中の世界水フォーラムでは、日米でセッションを共催し、イニシ
アティブの進展と成果を発表しました。今回の水フォーラムの成果と
合わせ、日米水協力イニシアティブの現状・課題についてご報告します。

【3月29日(水)】

「世界銀行 – 日本理事室で思うこと」

キックオフ:大久保 良夫氏(世界銀行日本理事室理事)

【4月12日(水)】

「ODA実施機関の一元化と今後の課題」

キックオフ:小杉 俊行氏(国際協力銀行ワシントン首席駐在員)

趣旨:2006年2月28日、政府による「海外経済協力に関する
検討会」(昨年12月12日に設置)がまとめた報告書では、
ODA改革の一環として、国際協力銀行(JBIC)が担っている
円借款業務および外務省がおこなう無償資金協力を、技術協力をお
こなってきた国際協力機構(JICA)に統合する援助実施機関の
一元化が打ち出された。本BBLでは、今回の改革に関する事実関
係のまとめをし、それをもとに「一元化」の効果や課題等について
参加者と意見交換することを目的としている。
――――――

上記BBLの開催要領及び出席方法は以下の通りです。

開催要領

時刻: 12:15〜14:00
 (次第)12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
     12:30頃から キックオフ
     13:00頃から 自由討議(14:00終了)

出席方法: 会場準備等の関係上、開催前日正午までに、本
フォーラムBBL担当(江尻)に出席を希望される方は氏名・所
属先をご連絡ください。yumiejiridev@aol.com

場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC
Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200

【JICA米国事務所ビル管理方針の変更に伴うお願い】

この度のDC区域の警戒レベルの引き上げに伴い、JICA米国
事務所が入っているビルの管理方針が変更になりました。

今後、事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者リスト
を提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをして
もらうことが必要となります(エレベーターを動かすためには、
指定のカードキーが必要なため。)

以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。

1・事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所の
次長中村に連絡を入れてください。
(事務所代表電話番号 202-293-2334)
3.上記もしくはを行われた方は、フロントに申し出てくだ
さい。当面、12:00〜12:30間は事務所のインターンをフロ
ントに配置しエレベーターまでエスコートします。遅れてこ
られた方の場合は、フロントを通じて事務所にご連絡いただ
くこともあります(フロントの係員がエスコートすることも
ございます)。
念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所に
ご連絡ください。フロントにインターンがいる場合には、申
し出てください。

尚、上記の管理方針変更については期限未定とのことです。
皆様にはお手数をお掛けいたしますが、どうぞご協力お願い申し
上げます。

〈BBL担当:江尻由美〉

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【3】  地球に乾杯!NGO:ナチオス元USAID長官と北朝鮮
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新着コラムは下記のとおりです。

●3月20日/ナチオス元USAID長官と北朝鮮 (杉原 ひろみ)
→開発援助の世界でアンドリュー・ナチオスといえば、2006
年1月までUSAID長官として活躍していたことで有名で
ある。しかし、北朝鮮の人道・開発支援の世界では、彼は北
朝鮮の飢饉や人道支援の専門家として知られている。
http://mywebpages.comcast.net/ngocolumn/060320hs.html(ウェブ)
http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_3e5f.html(ブログ)

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net
 http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/

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【4】  保健ネットワーク最新情報:
    世界結核の日(3/24)、新結核対策戦略、
「国際保健シンポジウム:国際保健医療協力の新たな可能性」、他
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以下の投稿がウェブサイトのBlogに掲載されています。

●3月24日は世界結核の日です。世界各地で様々なイベン
トが企画されています。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=158#

● WHOから新しい結核対策の戦略が発表されました。先に、
発表されたGlobal Plan to Stop TB と共にミレニアム開発
目標の結核ターゲットを達成することを目指すそうです。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=157#

●3月7日にニューヨークのコロンビア大学でシンポジウム
“Reversing the Tide: The End of Tuberculosis”が開催さ
れました。シンポジウムのビデオがご覧になれます。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=156#

●3月14日に国際厚生事業団(JICWELS)主催の「国際保健シ
ンポジウム:国際保健医療協力の新たな可能性ー多国間連
携/Health Care Quality」が東京で開催されました。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=155#

(保健ネットワーク担当:大野尚子・早川元貴・吉田友哉)
http://dev-health.jugem.jp/

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【5】  国連フォーラム:
   アセスメントツールと自然災害の被害算定について
    平和構築委員会の設置に関する新聞記事のご紹介
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アセスメントツールと自然災害の被害算定について
平和構築委員会の設置に関する新聞記事のご紹介

●ガバナンス分野における被害算定、また
紛争後の復興と自然災害後の復興の違いについて、
スマトラ沖地震後のインドネシアでの経験が投稿されています。
http://blog.unforum.org/archives/50436138.html

●長谷川祐弘国連事務総長特別代表(東ティモール担当)が
執筆された平和構築委員会の設置に関する新聞記事
(2月9日毎日新聞掲載)が紹介されています。
http://blog.unforum.org/archives/50436149.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/

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【6】  バングラデシュ・モデル(現地機能強化)
NHK・BSドキュメンタリー:バングラの砒素問題(3/25)
初等教育セクタープログラムを考える(3/16)
日ユニセフ共同現地訪問最終報告書(2/5-7)
届かない祈り−バングラデシュ売春街の女性と子供たち
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●3月25日22:10-23:00に、NHKのBSドキュメンタリーで、
「井戸からヒ素が/バングラデシュ・3000万人の苦しみ」という
50分間の番組が放映されます。
井戸水にヒ素が溶け込むメカニズムの解明と、
人間の生命維持に欠かせない安全な「飲み水」をどう確保し、
ヒ素の危険から住民をどう守っていくのか、ヒ素対策の最前線を
リポートします。案内詳細はウェブをご覧下さい。
http://www.nhk.or.jp/bs/bsdoc/
バングラデシュ持続的砒素汚染対策プロジェクト(JAMP)の
ウェブサイトはこちらです。
http://asteaste.moe-nifty.com/aanjamp/

●3月16日、「PEDP2(初等教育セクタープログラム)」についての
勉強会がJICAバングラデシュ事務所で開催されました。
冒頭、長岡康雅氏(JICA長期専門家・初等教育アドバイザー)から、
セクターワイド・アプローチ(SWAPs)の流れが止まることはないが、
有用性だけでなく、膨大な調整コストや成果品の見えにくさなどの
課題についても整理する必要がある旨指摘がありました。
また、一般財政支援が主流化する中で、プロジェクト援助は
現場のカウンターパートと一体になって活動しており、
能力開発に効果的との意見もありました。
(議事録)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/060316minute.htm
(資料)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/060316pedp2progresschallenges.pdf

●2月5〜7日の日ユニセフ共同現地訪問の最終報告が、
今般完成・公開されました。国レベルでの日ユニセフ協力の
現状や活用可能なスキームなどについて、実例や写真入りで
詳細に解説されています。特に途上国現地で日ユニセフ協力に
今後取り組まれる方は、是非ご覧下さい。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/japanunicefjointreport20060205.pdf

●外交フォーラム本年4月号に、当地青年海外協力隊OG・
戸田千賀子さんの寄稿「届かない祈り」が掲載されました。
バングラデシュの売春街で暮らす女性や子供たちの現状について、
見たままを記しています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/0604gaikoforumessay.htm
戸田さんは、本年1月15日の日本・バングラデシュ交流メルマガに、
「女に生まれるということ」を寄稿しています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mailmagazine50.htm

(バングラデシュ・モデル担当:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/
http://www.kiya.net/

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【7】 ラテンアメリカ・ネットワーク:
第12回中谷好江氏インタビュー「日本の対中米外交の現状と課題」
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●2005年12月14日、外務省中南米局中米課で課長補佐してい
る中谷好江氏にインタビューを行いました。日本と中米諸国
の外交関係や日本の対中米援助の現状と課題についてお話を
伺ってきました。

現在中米は、世界で最も安定した地域の一つであること、中
米諸国が非常に親日的であること、援助効果がしっかりと望
めることなど、中米の魅力を語っていただきました。

一方で、日本における中米地域への関心の低さを指摘し、日
本政府・企業・国民の関心を高めるための取り組みについて
も語っていただきました。また、中米で実施されている広域
協力、つまり、域内で協力して援助支援を効率的に活用し、
ノウハウを共有する取り組みは、大変興味深いお話でした。

貴重なお話ですので、是非ご一読いただけましたら幸甚です。
http://www.developmentforum.org/latin/Interviews/members.htm

(ラテンアメリカ・ネットワーク・フォーカルポイント:舩串
知恵・大島千枝)
http://www.developmentforum.org/latin/

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【8】  GRIPS開発フォーラム:Asia 2015
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去る3月6〜7日、ロンドンにて国際会議「Asia 2015–Promoting Growth, Ending
Poverty」が開催されました。アフリカ支援の影に隠れそうになるアジア諸国に再度
目を向け、達成できていない貧困削減・ミレニアム開発目標達成のための戦略・課題
について検討することを目的としています。主催国のブレア首相をはじめ、パキスタ
ンのアジス首相、ベンDFID開発大臣、黒田ADB総裁、アジア途上国の政府官僚など多
くの政策決定者が参加しました。会議に参加したGRIPSの大野による議事録・所感を
掲載しましたのでご覧下さい。
http://www.grips.ac.jp/forum/2006/asia2015/asia2015.htm
なお、Asia2015の公式サイトはこちら。
http://www.asia2015conference.org/

(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【9】 FASID 国際開発研究センター最新情報
現地ODATF遠隔セミナー議事録掲載
「国際開発援助動向研究会」会合の議事録掲載)
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● 第1回ラオス現地ODAタスクフォース遠隔セミナー議事録掲載
2月9日に実施しました遠隔セミナーの議事録と配布資料を掲載しました。
テーマ:国際的な援助潮流と我が国の援助
下記のウェブサイトでご覧頂けます。
http://www.fasid.or.jp/oda/index.html

● 第50回「国際開発援助動向研究会」会合の議事録掲載
3月2日に開催しました標記会合の議事録と配布資料を掲載しました。
テーマ:国連開発計画の危機予防復興支援の戦略−平和構築から自然災害予防にわたる取り組み−
発表者:キャサリン・クラベロ氏 /UNDP・BCPR
下記のウェブサイトでご覧頂けます。
http://dakis.fasid.or.jp/report/minutes.html

(FASID国際開発研究センター担当:村田あす香)
http://www.fasid.or.jp

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【10】  国際開発ジャーナル社(IDJ)最新情報
   企画営業部員募集のご案内
    『国際開発ジャーナル』ポイント読みセミナーのご案内
    月刊『国際開発ジャーナル』2006年3月号発売中

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●国際開発ジャーナル社では企画営業部員を募集しています。
各種事業企画や月刊誌のPR・広告営業に関心のある方のご応募を
お待ちしています。詳細:http://www.idj.co.jp/idj_recruit/index.html

●『国際開発ジャーナル』ポイント読みセミナーを開催します。
 本誌の紹介や、ODA予算やODA改革など最新ニュースの解説を
行う、入門者向けのセミナーです。
詳細:http://www.idj.co.jp/career_navi/infobord.html

●月刊『国際開発ジャーナル』2006年3月号が発売中です。
■特集 2006年ODA予算詳報
■荒木光弥の森羅万象
対外援助の「国益」と 「国際益」の谷間で
円借款協力と国際金融は分離すべきだ
詳細はウェブサイトをご覧ください。http://www.idj.co.jp/

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[編集後記] 「テレビ会議を使ってみませんか?」
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2004年6月、世銀東京事務所と同じフロアに東京開発ラーニングセンター
(TDLC)を開設いたしました。スタジオ、会議室、技術機器など最先端
の設備を備えた遠隔研修センターです。

世界銀行では90年代末にはすでに、通常業務にあたって本部や各事
務所の間でテレビ会議を導入していました。それをもとに2000年、グロ
ーバル・ディベロップメント・ラーニング・センター(GDLN)を設立しました。
今では世界各地の100ヶ所の世銀事務所と、80ヶ所の遠隔研修センター、
さらにはJICA-NETやテレビ会議施設をもつ大学などとの接続もできる
ようになり、ネットワークとしての「幅」が広がってきました。

東京開発ラーニングセンターが完成する前は、2001年や2002年ごろの
話ですが、テレビ会議をつかったGDLN研修コースを日本の皆様にご
紹介するために、世銀東京事務所のなかの、据付の大きなテーブル
がある小会議室から、テーブルを分解してそこにできるだけ椅子を並
べて会場にしたものです。そのことを懐かしく思い出します。

今では、世銀が日本で実施するセミナーやシンポジウムのほとんどで、
ワシントンや各国事務所、JICA事務所と接続したり、国内の主要大学と
接続するなど、何らかの形でテレビ会議を活用しています。すべての
スピーカーや参加者が常に東京に集まるわけにはいかないからです。
時間とコストの節約になるだけでなく、より多くの皆様にご参加いただ
けるというメリットがあるのです。

昨年から今年にかけては、オイスカ、ジョイセフ、コンサベーション・イン
ターナショナルと共同で、北九州、仙台、ダッカ、ヨルダン、東京を接続し、
学生や大学院生の皆さんと「ミレニアム開発目標」についてのダイア
ローグを行いました。この3月には、世銀マニラ事務所と東京開発
ラーニングセンターのそれぞれにスピーカーと参加者が集まって、2つ
の会場をテレビ会議で結んで「コミュニティ参加型開発(CDD)」について
ワークショップを行いました。同じ3月には、JICA-NETでも、タンザニア、
ダッカと日本を接続し、途上国の現場で働く日本人専門家とのダイア
ローグが実施され、200人以上が参加しました。

こういう手法が根付くまで、私たちもできるだけ、実験的でかつ革新
的な取り組みを進めてまいりたいと思っています。フェイス・トゥー・
フェイスで議論を深めることはもちろん、大切です。実際に現場に足を
運んで確かめてみるということもまた、重要です。でも、これまでそう
いう移動や旅費コストにかけていた予算の一部だけでいいですから
活用し、このようなデジタルワークの仕組みを活用する「癖」を、皆様
にもつけていただけたらと、ややおこがましいですが、切に願って
います。(大森)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
    「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
info@developmentforum.org )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
加」をクリックしてご登録ください。

本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.developmentforum.org/mail/

dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@developmentforum.org)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川 元貴
編集後記:大森 功一
発行:ワシントンDC開発フォーラム